シンプルなフォルムと軽やかな履き心地で愛用者が続出しているバレエシューズ。
いつものコーディネートに合わせるだけで手軽にトレンドスタイルが楽しめるバレエシューズは、おしゃれ上級者に欠かせないマストバイアイテムです。
当ブログではバレエシューズの魅力と人気ブランドrepetto(レペット)をご紹介しています。
しなやかで美しい足元を演出してくれるバレエシューズ
季節を問わずオールシーズン履くことができるバレエシューズは女性の足元をお洒落に演出してくれる定番アイテム。
多くのファッション雑誌で頻繁に取り上げられているバレエシューズはフラットシューズの代名詞とも言える存在です。
その魅力は何と言っても歩きやすさと履き心地の良さ。
ペタンコ靴とも呼ばれるバレエシューズはとにかく楽ちんで、一度履いたらもう手放せなくなるほど。
もちろん素材や仕立ての違いによって快適性が若干劣る商品もありますが、repetto(レペット)をはじめとする世界的に有名なブランドのバレエシューズは抜群の履き心地を誇ります。
もともとバレエシューズはバレリーナが使用するために作られたもの。
なので、当然のことながら足の動きに対して見事にフィットしシューズと足との一体感は抜群です。
そんな履きやすさが受けて世代を問わずブレイクしたバレエシューズですが、愛らしいキュートなフォルムも人気の理由。
フェミニンな印象のラウンドトゥが繊細な女性らしさを引き立て、しなやかで美しい足元を演出してくれます。
レペットのバレエシューズは世界の定番
repetto(レペット)はヨーロッパにおけるクラシックバレエ・シューズのメーカーとしてトップレベルの規模を誇るブランド。
バレエ用品メーカーの先駆者的存在として知られるレペットは独特の愛らしさ、美しいカラーのバレエシューズで世界中のファンを魅了しています。
最近は日本でもタウンシューズとして人気の高いレペットですが、その歴史は古く1947年にフランスで設立したブランドです。
創立者はRose Repetto(ローズレペット)。
バレエのスターダンサーであるとともに振付師もしていた彼女の息子からのリクエストにより、バレエ用品専門のブランドを設立しその歴史がスタートしました。
当初はトゥシューズやチュチュなどのバレエ用品を制作していましたが、その後バレエシューズをモチーフとしたタウンシューズを販売。
トゥシューズ独特の技術を用いたこの靴は、パリのエスプリを感じさせる斬新なデザインで、多くのフランス人を魅了しました。
特にショービジネスに携わる人たちの間で絶大なる支持を得ることとなり、ブリジット・バルドーやセルジュ・ゲンズブール、オードリー・ヘップバーンといった多くの有名人たちも愛用していました。
ブリジット・バルドーがこよなく愛したレペットのバレエシューズ
履き心地の良さとデザイン性の高さで世界中のファンから高い評価を得ているレペット。
今も多くの有名人に愛用されているブランドですが、ブリジット・バルドーは普段からレペットの靴を履いていたほどのお気に入り。
彼女は映画「素直な悪女(And God Created Woman)」のダンスシーンで使うためのシューズもレペットに依頼しています。
ブリジット・バルドーがリクエストしたのはバレエシューズのような軽快さと快適性を備えたタウンシューズ。
デザインは足の指の付け根が見えるほどフロント部が浅いヌーディーなもの。
そして彼女が選んだ色は挑発的な赤。
このリクエストに応えて製作された靴は大ヒットとなり、レペットの名は広く知られるようになりました。
ちなみに、ブリジット・バルドーのために開発されたこのシューズが、数あるレペットの靴の中でも高い人気を誇る「BB(ベベ)」です。
彼女の愛称にちなんで「BB」と名付けられたこの靴は、まさにブリジット・バルドーのイメージにピッタリ。
また現在もレペットの定番として多くのファンに愛用されているCENDRILLON(サンドリヨン)は「BB」の原型となったシューズです。
シンプルでクラシカルなサンドリヨンは、BBほど甲浅ではなく少しだけトゥ部分が長いのが特徴的。 甲浅はちょっと苦手という方にも履きやすいモデルです。